中古マンションでもシックハウスに注意

中古マンション

完成後間もない新築マンションに入ると、目がチカチカしたり鼻がツンとしてしまったりすることがあります。これは建材や内装に使われる塗料や接着剤から揮発した化学物質がそこにあるからです。そのような室内で長く生活をしていると、頭痛や吐き気、めまいなどの症状が引き起こされてしまうことがあります。これは、「シックハウス症候群」として、一時期社会問題として大きく取り扱われていました。
それでは、建築後しばらく経った中古マンションや賃貸マンションではシックハウス症候群になる可能性は全くないのでしょうか。基本的に、建築後数カ月~数年が経過した建具からシックハウスの原因となる化学物質が発生することは少ないと言われます。シックハウス症候群の原因はホルムアルデヒドという化学物質です。ホルムアルデヒドは防腐剤として接着剤や合板などに幅広く使われています。
しかし、中古マンションや賃貸マンションでも完全にシックハウス症候群の心配がないわけではありません。リフォームのために新たに建材を部屋に持ち込んだときや、新しく家具を購入して持ち込むような場合です。シックハウス症候群を防ぐためには、まずこまめな換気を心がけることが何より大切になります。
中古マンションや賃貸マンションは、気密性が高い構造をしていることが多くなっています。そのため外気入れ替えをしにくい冬などに引越しが行われると、化学物質が逃げずにずっと室内にあり、それがシックハウス症候群の原因になってしまうことがあります。